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Channel: 京都発・町家・大工はんなり日記
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砥石の三面合わせ。

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砥石の三面合わせ。

今日は朝から冷たい雨の天気になりました。風も強く寒い一日です。

そんなわけで朝から初削りの道具とゴミ片付けしてました。

時間を作って初削りの復習してました。

◎ウラの精度の重要性と「三枚合わせ」(いつもピタリとウラの刃先が当たることの重要性)
※(三枚合わせと仕事の精度の関係の拡がり)
〔その他〕
●定規を研ぐ(三枚合わせで平面を作った砥石で)

まず硬い1000番の砥石3枚で砥石の平面を作ります。

方法はAとB次にAとC最後にCとB面をすりあわせます。
前後だけで無く砥石をねじって合わすことも大事になってきます。

平面が出たら次の2000番に平面を写していきます。

こうして仕上げ砥石まですべて平面を作り出して行くわけです。

ここで平面を完全に出しておくことがとても大事な事になります。

今まで真っ直ぐに研げていると思っていた裏の精度が出ていなかったことに驚きました。

ダイヤ砥石で十分だと思っていたのですがやはりイマイチ。

綺麗に仕上がった裏は見ていても安定感が違いました。

続いてしのぎ面の研ぎも習ってきた通りにやってみました。

今回は横研ぎになります。

確かに砥石の平面を出すと丸っ刃にならず精度の高い刃に仕上がります。

仕上げは奥殿の巣板非常に硬い石で研ぎました。

これで良く削れると良いのですが。

不安材料一杯です。

良く削れますように。


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